ひきこもりql0c0lp

今日、ちょっと霊園に行ってきたのですが、あたり一面、足の踏み場の無いくらいたんぽぽが生えていました

見た目には、立ち並ぶ墓石もあいまって、なんだか天国みたいだったのですが、一歩踏み入れると、たんぽぽの蜜を集めるミツバチの、耳を塞ぎたくなるような羽音にさいなまれることになります
ミツバチと言えども、一応(自分が)一撃必殺の毒針を持っているので、命に関わることは無いとは言え怖いことは怖いです

霊園へは墓参りに行ったので、当然その中へ入ったわけですが、
羽音こそうるさいけれど、別に攻撃してくるでも、ユスリカのように無意味で不愉快な蚊柱を作ったり、人についてくるでもなく、せっせとたんぽぽの花びらから蜜を集めているだけです

んで、ちょっとその様子を眺めていたのですが、よく見るとミツバチってかわいいんですよね
毛深くてファーのような首元、ハンサムだけど攻撃的でない顔、そして、小ぶりなお尻をふりふりとさせながらせっせと蜜を集める様子が、なんともチャーミングです

でも一番可愛いところは、やっぱり、毒を持っているにもかかわらず、ぼくを攻撃しないということです
たくさんミツバチが飛び回っていて、もはやミツバチの空間、縄張りといった感じなのですが、そこに、人間からは完全に排斥されたぼくみたいな無能が侵入しても、決して拒むでも、まして攻撃してくるでもなく、無言で受け入れる
それはなんとも心地よく、感動すら覚えました

寂しさを紛らわすために、モニターの中の非実在美少女が十分機能しているように、相手は別に人間でなくても、実在すらしていなくてもいいことは明らかですが、実在している分ミツバチの方が温かみがあるなあと、
ミツバチに元気をもらい、少し気鬱さが晴れてきた、今日この頃です..